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狭心症の硝酸薬剤の副作用が現れたら漢方薬を

狭心症は、心臓の冠動脈が硬化することで起こる病気で、虚血性心疾患の1つです。
狭心症の治療法は薬物治療や手術がおもであり、使用される治療薬は狭心症の症状により異なります。
その中で、発作が生じた場合に頓服薬として処方される硝酸薬です。
この薬は、冠動脈の末梢血管を拡張させる働きがあり、それにより滞っていた血流が再開されて心臓への負担を軽くする効果があります。
代表的なものに「ニトログリセリン」があります。
発作が現れた時に舌の裏側に入れて粘膜から吸収させる舌下錠剤で、舌に入れてから約1分程で効き始めその後20~30分程効果が持続します。
ニトログリセリンは古くから狭心症などの発作を止める薬として使用されてきました。
その他にも同様の効果を持つ薬があり、それが「イソソビルド硝酸塩」や「イソソビルド一硝酸塩」などがあります。
この薬は舌に入れてから約2~3分程で効き始め、効果はニトログリセリンよりも持続します。
口の中が乾いて舌下錠剤が溶けにくい場合にはスプレー式もあり、これは噴射して約1分程で効き始め、60分程効果が持続します。
更にテープ式の外用薬などもあります。
患者さんの中には、硝酸薬剤の副作用を起こす人もいます。
硝酸薬剤の副作用は主に頭痛や顔面紅潮で、他も動悸やめまい、頻脈、血圧の低下なども生じることがあります。
薬剤の副作用は血管が拡張することで起こるもので、薬が効いている証にもなります。
継続的に使用することで次第に治まってくる傾向にあります。
これらの薬剤で血液学的副作用が認められた場合には、漢方治療を考えます。
この病気に使用される漢方薬は「冠心II号方」などがあり、この薬は中国政府が、漢方と西洋医学を融合した国家プロジェクトが開発した特効薬です。
丹参・赤芍・紅花・降香という5つの生薬から作られており、血行障害を改善します。
漢方薬は現代的治療と併用させることが最善とされています。